全て 2 件
商品総額: 5360
 HIGH-SPEED ¥2680 3Dフィラメント HIGH SPEED-PLA  ¥2980  3Dフィラメント PLA SILK-REGULAR ¥2680 3Dフィラメント

経済産業省CTIP採択|3Dプリンター活用の「栗原式インパクトボタン」が注目技術に

  • Oct 21, 2025
  • 会社ニュース

経済産業省、2025年度「コンテンツテクノロジー・イノベーションプログラム(CTIP)」採択技術を発表

経済産業省は、コンテンツ関連技術の社会実装を推進する 「コンテンツテクノロジー・イノベーションプログラム(CTIP)」において、 2025年度の採択技術を発表しました。

本年度は、応募および推薦技術の中から厳正な審査を経て6件が選定されました。 対象分野はVR、ロボティクス、ヒューマンインタフェースなど多岐にわたり、 いずれも次世代のコンテンツ体験に直結する先端技術です。

シェアラボとして注目すべきは、 今回の採択技術の中に3Dプリンターを活用した入力インタフェース技術が 含まれている点です。 これは、従来のCTIP採択技術の傾向と比べても非常にユニークな位置づけといえます。

(上部画像は一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)のプレスリリースより。 出典:DCAJ)

ctip-2025-3d-printer-impact-button-1.webp

CTIPの概要と目的

CTIPは、研究室発の先端テクノロジーを社会へ橋渡しすることを目的とした事業です。

展示・検証の場である「Tech × Value Lab」や、 産学官のステークホルダーが参加するワークショップを通じて技術を実証し、 国内外への展開を視野に入れています。

研究成果を研究室に留めず、産業・生活に接続していく仕組みが特徴です。

展示情報

採択された技術は2025年11月19日から21日まで、 幕張メッセで開催される「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」において展示されます。

来場者は、最新のコンテンツテクノロジーを直接体感することができます。

採択技術一覧と3Dプリンター関連技術

3Dプリンターを活用した「栗原式インパクトボタン」

津田塾大学栗原研究室による「栗原式インパクトボタン」は、 今回の採択技術の中で唯一、3Dプリンターを直接活用した事例です。

導電性プラスチックである導電性フィラメントを使用し、 3Dプリンターで印刷して製作される新しいタイプのゲーム用入力インターフェースです。

技術の特徴と優位性

本技術の最大の特徴は、 3Dプリンターによりユーザー一人ひとりの手の形や操作習慣に最適化されたカスタム形状コントローラーを製作できる点にあります。

さらに、一つのボタン形状を工夫することで複数の押下可能箇所を設けることも可能であり、 既存のゲームルール内で従来にない高性能な操作性を実現します。

実証データ:格闘ゲームでの成果

格闘ゲーム「ストリートファイター6」における「ドライブインパクト」動作では、 従来のボタンと比較して平均で約2.9フレーム早く入力できることが実測されています。

これはフィッツの法則を応用したコントローラーデザインとの組み合わせによる成果であり、 eスポーツなど反応速度が勝敗を左右する分野において極めて重要な意味を持ちます。

応用可能性と社会的インパクト

導電性フィラメントとインターフェース設計の専門知識を組み合わせることで、 格闘ゲーム以外にも応用の可能性が広がっています。

たとえば、新しいタイプのゲームコントローラーの開発や、高速かつ直感的な入力デバイスへの展開などが期待されています。

想定される社会実装分野

  • エンターテインメント体験の拡張
  • 特定スキルを要する競技におけるパフォーマンス向上
  • アクセシビリティの改善(身体拡張の可能性を含む)

3Dプリンターの個別最適化という強みを最大限に活かした本技術は、 競技分野から福祉領域に至るまで、 新しいユーザー体験を創出する基盤技術として注目されています。


記事のソース:https://news.sharelab.jp/cases/other-fields/ctip-2025-250915/